大阪・北新地クリニック放火事件から半年

【記者】
「事件現場にはいまも心療内科クリニック、4階の窓は白いパネルで閉ざされています。一方で、西梅田こころとからだクリニックと書かれた看板は当時のまま残されています。こちらビルは入り口には立ち入り禁止の張り紙がされていて、今なお入ることができません」

半年前の午前10時過ぎ、4階にあったクリニックは炎と煙に包まれました。逃げられなかった院長や患者らは26人。全員、一酸化炭素中毒で命を落としました。火を放ったとされる谷本盛雄容疑者は死亡。捜査は集結しました。

17日、朝から現場に花が手向けられ、追悼の祈りに包まれました。

【訪れた人】
「たくさん犠牲者が出たので、お祈りしたいと思います」

【元患者を支援する 川田祐一さん】
「節目なので手を合わせにきました。残された患者を支援していこうということは改めて使命と感じています」

クリニックに通っていた800人以上の患者らを支援するため、大阪府や市は、心のケアの窓口を設け、550件を超える相談が寄せられました。相談の9割がクリニックの元患者で、「転院先をどうしたらいいか、事件後、涙が止まらない」という声が寄せられました。

心の健康に関する相談は、半年たった今も寄せられていて、事件の影響の大きさを物語っています。

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