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第6波の大阪 保健所の業務ひっ迫解消へ 枚方市保健所の新たな取り組み

大阪府は13日、新たに2452人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。感染の急拡大で、対応に追われるのが保健所。ある工夫で患者を守る取り組みがあります。

枚方市の保健所。12日の感染者数は75人。1週間前と比べ4倍。応援の職員も駆けつけ対応に追われています。

【保健所 所長】
「ほとんどがオミクロン株。若い人・ワクチンを打ってる人でも増えるスピードが速いので、今から忙しくなる」

そんな保健所で、去年9月から始めた新しい取り組みがあります。

【記者】
「陽性者自ら症状をウェブで入力して、報告します」

陽性者が自らの症状や基本的なデータを市のホームページから入力することで、保健所のひっ迫をおさえることが狙いです。保健所の担当者は入力されたデータをもとに、患者に連絡を取り内容を確認した上で、療養先を決めます。

こちらは、電話での聞き取り用紙。症状や基礎疾患など6枚に渡る質問項目。およそ2時間掛かっていた電話の聞き取りが、30分に短縮できたといいます。

【保健所所長】
「患者の数が増えると職員だけではすぐに連絡できない。自分で入力してもらうとファーストコンタクトが早くなる」

さらに1月から試験的に始めているのが、自宅療養者向けの評価表。患者の症状や生活環境を点数化、保健所のかかわり方の判断材料となります。

例えば、「1人暮らしの高齢者」「ホテル療養に行けない」などといった条件であれば、Aランク。保健所の職員が電話で毎日、経過観察を行います。自宅療養中に亡くなる陽性者を見逃さない狙いです。

【保健所 所長】
「どこまで新型コロナに毎日、丁寧に対応するかが課題。データを出していきながら地域医療の橋渡しをする役目」

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