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衛生検査の第一人者・京大教授  岸田総理の新型コロナ対策に注文!

岸田総理が掲げた新型コロナウイルス感染対策について、PCR検査など検体検査の第一人者、京都大学病院の特任教授がテレビ大阪の取材に答えました。

【京都大学医学部 田澤裕光特任教授】
「所信表明演説で説明された内容については、全て合理的だが、その中で順番を決めていかないといけない」

京都大学の田澤裕光教授です。長年、国や民間で衛生検査の第一線で活躍する研究者です。岸田総理は国会で12日までに新型コロナの感染対応について、3回目のワクチン接種のほか、経口治療薬の年内実用化、ワクチン接種証明の積極的活用、予約不要の無料検査の拡大を表明しました。

【京都大学医学部 田澤裕光特任教授】
「問題なのはやはり中身ということで、いかに具現化していくか。ワクチンと経口治療薬、それから検査。もちろん全部同時にできればいい。でもできなかった場合、どっからやるのかどのようにやってるのか、誰の意見を聞きながらどのように設計していくのかが重要。そこは大きな期待を寄せている」

Q:具体的にどれが一番、優先順位高いと思いますか?

【京都大学医学部 田澤裕光特任教授】
「少なくとも第5波の中で大きな現象が出てないとなると、今、感染がどうなっているのか、モニタリングするという観点でみると、どこに感染者がいて感染者にどういう行動をとってほしいのか、実証実験しているが優先すべきは検査ということになると思います。感染者の陰性証明、陰性かどうなのか、陽性者に対してはどう活動してもらうのか、そういう方々が追跡可能な状態で、情報把握するということが非常に重要なことになると思います。

次の第6波が来たとしても、あるいはまた違うインフルエンザの季節性インフルエンザとミックスが来たとしても、いつでも情報が把握できるようになれば少なくとも次の備えもできますし、備えだけではなく万が一そういう状況になったとしてもその対応策を作ることができる。

短絡的な経済活性化を図るために、また大きな第6波の際に何やってるのかわからないということになるので」

テレビ大阪ニュース【配信】
https://www.youtube.com/channel/UCd6GEK664CTEWRZda7Fu7Lg

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