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大阪市の水道管がピンチ!老朽化全国最悪レベル…松井市長 水道料金は上がっていく…

大阪市の水道管は総延長計5200キロですが、法定耐用年数の40年を超えた割合、つまり老朽化率は51%(20年度末)、全国主要都市で最悪のレベルにあります。距離にすると、2600キロメートルです。   

7日、東京で発生した地震でも水道管が壊れ、道に水があふれるという事態になっていましたよね。全国各地で水道管老朽化は心配となっています。どうしてこれほどまでに老朽化率がすすんでいるのか?現場を取材しました。

(VTR)
大阪・淀川区。行われていたのは新しい水道管を設置する作業です。朝から10人ほどが作業にあたっていますが…

【大阪市水道局 担当者】
「きょうは24m~28mくらいを予定している」

1日でプール一個分の長さしか進まないんです。住宅街の狭い路地、作業も慎重にせざるをえません。1キロを取り換えるのにかかる費用はおよそ1億~2億円。この現場では1キロの工事に5月から作業を始めていますが終わるのは…

【大阪市水道局 担当者】
「予定は12月末を目指してやってます」

市内では取り換え工事が並行して行われていますが、年60キロを交換するのが限界といいます。

(スタジオ)
大阪市水道局に確認しますと、昭和30年代に設置されたものが、特に危険で、その長さは大阪市内に450キロあり、そこを重点的に作業をすすめているそうです。ただ老朽化している水道管の長さは2600キロ以上ですが、仮に年60キロで交換しても、44年かかるわけです…どんどん老朽化も進みます。そこで大阪市は全国初の民間企業に工事を委託し、1800キロ分の更新工事を16年間で終わらせる計画をたてました。

この事業に2つの企業グループが関心を示していましたが…9月、この2社ともが辞退してしまったんです。なぜなのか。こちらも聞きました。

(VTR)
Q:民間委託でどれほどの効果を見込んでいた?

【大阪市水道局 担当者】
A:VFM(税金の有効利用)では10%の削減率を見立てていた。大阪市が設計していた事業費では実現が難しいと判断されたと受け止める

Q:ほかの地域でも水道管老朽化…今後、業者の奪い合いや人件費高騰の影響も?

【大阪市水道局 担当者】
A:そういった影響は否定できない。(人件費高騰等)どうやりくりするか?今後、耐震化のペースアップの目的に照らし、いかに事業費を抑えるかという考え方になる。

(スタジオ)
古い水道管は変えていただかないと困りますが…費用がちょっとネックになっているんです。水道代は全国一律ではなく、自治体によって違います。ちなみに最も安い自治体は、兵庫県赤穂市で1カ月853円、最も高いのは北海道夕張市で1カ月6841円です。

この差はどうしてかというと…前提として水道事業は税金ではなく利用者の水道料金で賄うことが必要だということなんです。水源が遠かったり、人口密度が低いと水道料金は高くなるそうです。現在の大阪市は、政令指令都市の中で最も安く、1カ月2073円です。取り換え工事の費用がかさむと、大阪市の水道代が上がるんじゃないですか?気になりますよね…とういうことで、松井市長に聞いてみました。

【松井市長】
「水道料金はこれから上がっていきます。水道管を入れ替えれば水道料金に転嫁されて利用者負担になる。そういうルールになっていると理解してほしい」

はっきりと上がるっと!松井市長おっしゃりましたね…どれくらいあがるのでしょうか??、本当に気になります…

テレビ大阪ニュース【配信】
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