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超小型のワクチン輸送車(滋賀県)

ワクチン輸送の課題解決となるか?
中小企業ならではの知恵が光ります。

ここは滋賀県・栗東市にあるタイヤの販売店。

【三輪タイヤ 藤原愼司執行役員】
「これくらいバナナも凍ります」

バラも見ての通り粉々に。
冷凍庫の温度はマイナス120度。
これは軽自動車を改造した世界最小といわれるワクチン輸送車です。

新幹線でも使われるリチウムイオン電池。
家庭用コンセントにもつながる電源など電力は4系統あります。
エンジンを止めても電気は最大8時間冷凍庫に送られます。

なぜタイヤの販売店が車を開発したのでしょうか?
【藤原執行役員】
「元々、軽バン用の発電装置があり、中身を冷凍庫にしました」

三輪タイヤは16年前に発電機つきの車を開発する会社を立ち上げました。

輸送車の原型は外でも様々な工事ができる車。
つまり、中身を冷凍庫に替えただけです。

【藤原執行役員】
「中小企業は皆さまの役に立ってなんぼ。製薬会社の拠点からその先クリニック・診察所に行くにつれて大きな車は入れない。ワクチンを届けるには小さな車が必要です」

実際に走ってみました。
狭い田舎道でも軽自動車ならすれ違う時もこの通り。
課題の一つに挙げられる輸送時の揺れは、乗用車用のタイヤを履くことで衝撃をおさえるよう工夫しました。

【藤原執行役員】
「ワクチン接種が潤滑に円滑・安全に行えるよう役に立ちたい」

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