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北野病院 (大阪)「パーキンソン病」「本態性振戦」の新治療を3月から開始

難病に指定されている「パーキンソン病」や「本態性振戦」の新たな治療が2021年3月から始まります。

【京都大学医学部附属病院 脳神経内科 高橋良輔教授】
「外科的処置を必要としないけれども脳組織を破壊して外科治療と同様の効果が得られる画期的な治療だと思います。」

大阪市北区にある北野病院は手や足にふるえなどの症状が出る「パーキンソン病」や「本態性振戦」の新たな治療を2021年3月から始めると発表しました。
パーキンソン病は脳の一部に異常なたんぱく質が蓄積されることで神経細胞が減少し、脳からの指令を伝えるドーパミンが減ることで起きます。
重いパーキンソン病などに対してはこれまで頭蓋骨に穴をあけて脳の深部に電極を差し込み電気刺激を与えることで症状を抑える外科的治療を行うのが一般的でした。
しかし、頭蓋骨に穴をあける外科的な治療は出血や感染の恐れがあるなど患者への負担が課題でした。
北野病院の新たな治療法はヘルメット状の超音波発生装置を使用し脳の中の標的となる部分に超音波をあてることで神経の異常を抑えます。

【北野病院 脳神経外科 戸田弘紀主任部長】
「治療の現状がMRIの画像に反映される。患者の様子を確認しながら、治療の効果と安全性を高めることができる。」

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